初心者向けに「サブ5を目指すためのトレッドミル活用法」を紹介します!トレッドミルのメリット・デメリットを押さえつつ、具体的なメニューを作成しました。

目次
トレッドミルを活用するメリットとデメリット
✅ メリット
- ペース管理がしやすい → 一定のペースで走れるので、初心者でもペース感覚をつかみやすい。
- 天候に左右されない → 雨や暑さ・寒さを気にせず継続的に練習できる。
- 関節への負担が軽い → クッション性があり、膝や足へのダメージを抑えながら練習可能。
- 傾斜をつけて負荷を調整できる → 外ランと同じような負荷を再現しやすい。
- 安全に夜ランができる → 暗い時間帯でも安心して走れる
❌ デメリット
- 外ランと感覚が異なる → 屋外の風や路面の変化がないため、実際のマラソンに必要なバランス感覚が養いにくい。
- フォームが崩れやすい → ベルトが勝手に動くため、自然な腕振りや足運びがしにくくなる。
- 飽きやすい → 景色が変わらないため、長時間のトレーニングが単調に感じることも。
- 下り坂の練習ができない → 傾斜をつけて登りの練習はできるが、下り坂の練習ができない。
👉 解決策
- 傾斜1%で走る → 実際のランニングに近い負荷を再現
- 外ランと組み合わせる → 週1回は屋外で走ると、実践力がつく
- 音楽や動画を活用 → 退屈しないように工夫

サブ5向けの具体的なトレーニングメニュー
サブ5(フルマラソン5時間以内)を目指すには、キロ7:00~7:30のペースで長く走る持久力が必要です。
そのため、トレッドミルでは「ペースを維持する力」と「心肺機能を高めるトレーニング」を中心に行います。
基礎作りの「ゆっくり長く走る練習」(持久力向上)
👉 長く走る体力をつけるための基本メニュー
やり方
STEP
ウォームアップ(5分)
傾斜0% / キロ8:00でウォーキング
STEP
ゆっくりジョグ(30~60分)
- 傾斜1% / キロ7:30~8:00
- 会話ができるペースをキープ
STEP
クールダウン(5分)
キロ8:00でウォーキング
📌 ポイント
- 最初は30分からスタートし、徐々に時間を延ばす
- 週1回は60分以上 走れるようにする
ペース維持トレーニング(レース本番の感覚をつかむ)
👉 マラソン本番のペースを体に覚えさせる練習
やり方
STEP
ウォームアップ(5分)
傾斜0% / キロ8:00でウォーキング
STEP
レースペースで30分走
傾斜1% / キロ7:00~7:30(サブ5のレースペース)
STEP
クールダウン(5分)
傾斜0% / キロ8:00でウォーキング
📌 ポイント
- 「このペースなら楽に走れる」と思えるようにする
- 慣れたら 40分→50分→60分 と時間を延ばしていく
インターバル走(心肺強化)
👉 息が上がる練習で心肺機能を高める
やり方
STEP
ウォームアップ(5分)
傾斜0% / キロ8:00でウォーキング
STEP
インターバル走(5〜10本)
1分速く走る(キロ6:30)
2分ゆっくりジョグ(キロ8:00)
STEP
クールダウン(5分)
キロ8:00でウォーキング
📌 ポイント
- 初心者は 5本 からスタートし、慣れたら10本に増やす
- 呼吸が少し苦しくなるペースでOK
傾斜トレーニング(脚づくり)
👉 坂道に強くなり、太もも・ふくらはぎを鍛える
やり方
STEP
ウォームアップ(5分)
傾斜0% / キロ8:00でウォーキング
STEP
傾斜3~5%で15~20分ジョグ
ペースは キロ8:00~8:30 でOK
STEP
クールダウン(5分)
キロ8:00でウォーキング
📌 ポイント
- 上り坂を想定した練習で筋持久力UP
- 無理にスピードを上げず、しっかり足を使う


トレッドミルを使った1週間のおすすめメニュー
曜日 | メニュー内容 |
---|---|
月曜 | オフ or 軽いウォーキング |
火曜 | インターバル走(心肺強化) |
水曜 | 休養 or 軽めのジョグ |
木曜 | ペース維持トレーニング(30分) |
金曜 | 休養 |
土曜 | ロングジョグ(60分) |
日曜 | 傾斜トレーニング(脚づくり) |

まとめ
- トレッドミルを活用すると、ペース管理や持久力強化に最適!
- サブ5を目指すなら「ゆっくり長く走る」ことが最優先
- 週1回は屋外ランを入れて、実践感覚を養うのがベスト
🏃♂️ さっそく試してみて、楽しくトレーニングを続けていきましょう!✨

パターテラボ


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