こんにちわ。パターテです。
みなさんは、本屋さんに足を踏み入れた瞬間、突如としてトイレに駆け込みたくなったことはありませんか?
これは「青木まりこ現象」というものです。
今回は、「青木まりこ現象」について紹介していきます。
青木まりこ現象ってなに?
「青木まりこ現象とは、青木まりこさんが『本の雑誌』(本の雑誌社)の40号(1985年2月)に読者欄にて掲載された「理由は不明だが、2、3年前から書店に行くたびに便意を催すようになった」という趣旨の投書がそもそもの始まりでした。
その投稿を読んだ読者の間に、共感の声がどんどん広がっていきました。
青木さんの投稿が掲載されると間もなく、「自分も本屋や図書館でおなじく便意に襲われる」
という告白が相次ぐようになったのです。
この投書の反響が大きく、同誌41号(1985年4月4)には、「いま書店界を震撼させる現象」
として特集が組まれるほどで、様々な視点から議論がされました。
議論の過程で、書店において突如便意が出現するこの現象は、投書者の名にちなみ
「青木まりこ現象」と命名されるようになりました。
ちなみに青木まりこさんは、「青木」という同姓の男性と結婚したため、結婚後も「青木まりこ」さんのままだそうです。
この現象は、海外でも「Mariko Aoki phenomenon」として知れわたっているそうで、
「New York Post」によると、アメリカでは本屋に限らず大型量販店やカフェでも同様の現象がみられるとの記述もあります。
トイレに行きたくなる原因
「青木まりこ現象」のメカニズムは、いまだに一致した見解には至っていないそうです。
原因について代表的なものをいくつか紹介します。
一般的な解釈モデル
新しい本の匂いや本を目で追うことにより排便中枢が刺激されるという説
本屋は、クーラーが効きすぎておなかが冷える説
などがあります。
匂い刺激説
本のインクのにおいに含まれている化学物質が、脳になんらかの作用をはたらかせ、便意をもよおしたくなるという説。
今までさまざまな番組などで検証されてきたようですが、実際のところハッキリとしたことはわかっておらず、有力説の割に謎が多い。
精神状態の変調による説
「トイレに行きたくなったらどうしよう」というプレッシャー
たくさんの本の中で「買う本を探さなければならない!」「活字に囲まれ、目指す本を探さなければならない」というプレッシャー
反対に、
「書店がもつ非日常的な空間がリラックスさせ、便意を催す」というものもあります。
それらが腸に影響を与え、便意を誘うという説。
条件反射
今までに本屋でトイレに行きたくなった経験があると、その経験を体が覚えていて、条件反射となって自然に同じ現象が起こるという説。
「いつも家で本を読むから」のほかにも
「本のにおいを嗅ぐ度にトイレットペーパーを連想させる」
といった説もあります。
「パブロフの犬」的なものです。
姿勢と視線説
立ち読みの際、直立した姿勢、少しうつむいた姿勢で視線を1点に集中させることにより、便意が生じるという説
荷物をもったまま立ち読みすれば、腹筋に力が入り便意が促進されるという説
平積みしている本を手に取る際の前屈みの姿勢が直腸の角度がかわることで便意が促進されるという説
整然と並んでいるものの中から、目を動かして目的の本を探す動作が便意を誘発するという説
対策
いくつか対策を考えてみました
- あらかじめトイレのある場所を確認しておく
- マスクをする
- トイレをすました後に本屋にいく
- ネットで本を買う
- 便秘の人に本を買いにいってもらう
こんな感じですが参考になりましたか?
私は、本はまだ紙で読むタイプなので本屋に行くのは好きです。
最近の本屋はトイレも清潔にしているところが多く、便意を催しても安心です。
先客がいたら話は変わってきますが……。
引用元:Wikipediaより
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