はじめに
ハーフマラソンは、初心者にとって挑戦的でありながら達成感のある目標です。このガイドでは、準備期、走り込み期、仕上期の3つの段階に分けて、ハーフマラソン完走に向けたトレーニング方法を紹介します。
目標タイム 2時間半~3時間での完走
- 2時間半で完走 1㎞あたり7分7秒のペース
- 3時間 1㎞あたり8分32秒のペース
このペースで21.0975㎞を走りきることができれば目標達成することができます。
準備期(1〜4週目)
目標
- 体力の基礎を作る
- ランニングの習慣を身につける
トレーニング内容
- ウォーキングとジョギングの組み合わせ:最初の1〜2週間は、ウォーキングとジョギングを交互に行います。例えば、5分ウォーキング、1分ジョギングを繰り返す。
- ストレッチと筋力トレーニング:ランニング前後にストレッチを行い、筋力トレーニングで体幹を強化します。(スクワット、プランク、ランジ、ヒップリフト)
- 週3〜4回のトレーニング:無理をせず、週に3〜4回のトレーニングを目指します。
ポイント
- 無理をせず、自分のペースで進めることが大切です。
- 体調に注意し、痛みや違和感があれば休息を取ること。
走り込み期(5〜12週目)
目標
- 距離を伸ばす
- 持久力を高める
トレーニング内容
- 距離の増加:徐々に走る距離を増やしていきます。週ごとに1〜2kmずつ距離を伸ばすことを目指します。
- 5週目:5km(ペース:1kmあたり8分)
- 6週目:6km(ペース:1kmあたり8分)
- 7週目:7km(ペース:1kmあたり7分30秒)
- 8週目:8km(ペース:1kmあたり7分30秒)
- 9週目:9km(ペース:1kmあたり7分)
- 10週目:10km(ペース:1kmあたり7分)
- 11週目:12km(ペース:1kmあたり7分)
- 12週目:14km(ペース:1kmあたり7分)
- インターバルトレーニング:短い距離を速く走るトレーニングを取り入れ、心肺機能を向上させます。
- 例:400mを速く走り、その後400mをゆっくりジョギング。これを5〜8回繰り返します。
- ロングラン:週に1回、長い距離をゆっくり走るロングランを行います。これにより、持久力を養います。
- 例:10週目からは、週末に15kmのロングランを行います(ペース:1kmあたり8分)。
ポイント
栄養バランスの取れた食事を心がけ、エネルギーを補給すること。トレーニング内容
トレーニングの合間に十分な休息を取り、体を回復させること。
仕上期(13〜16週目)
目標
- レースに向けた最終調整
- 体調を整える
トレーニング内容
- ペース走:レースペースでのランニングを行い、実際のレースに近い状況をシミュレーションします。
- 1kmあたり7分30秒のペースで10kmを走る。
- テーパリング:レース前の2週間は、トレーニング量を減らし、体を休めます。
- レース前の2週間は、距離を半分に減らし、軽いジョギングとストレッチを中心に行います。
- メンタルトレーニング:レース当日のシナリオをイメージし、精神的な準備を行います。
ポイント
- レース前日は十分な睡眠を取り、体調を整えること。
- レース当日は、無理をせず自分のペースで走ることを心がけましょう。
まとめ
ハーフマラソンを完走するためには、計画的なトレーニングと体調管理が重要です。初心者でも、準備期、走り込み期、仕上期の3つの段階をしっかりと踏むことで、無理なく目標を達成することができます。頑張ってください!
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